2014/10/13

「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:アムステルダム・無目的散歩









 「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)アムステルダムの国立美術館Rijks)を
出ると、裏口にはこんな広場があります。広場をはさんで、ゴッホ美術館、旅日記の
始めのほうでご紹介した近代美術館(Stedelijk)があります。広場には屋台があって
お土産(チューリップの球根、木靴をモチーフにしたものなど)が売られています。





私(東洋人)はオランダではモロに「外国人」なので、ふつうに歩いてるだけで
観光客に見えていたはずですが、それにしてもRIJKS(国立美術館)のロゴが 
どーん!と入った袋を 下げて、街中を歩くのはちょっとなあ、と袋をさがしに
近代美術館に入ると、簡易バッグの代わりに本を買ってしまいました。外国に来て
気になる、日本の美学。レジで、大きな袋にいれてくれた。二重で観光客だ。笑。






ゴッホ美術館は私、結局いきませんでした。だって、こんな長蛇の列をみたら。
なので、ちょっと離れたところにあるゴッホの自画像?の看板の前で記念撮影。
生きてるうちに評価してあげたらよかったのにね。正味の話が。でも、彼が温々
幸せだったら、あんな激しい絵を描いただろうかと思うと複雑。恋人を亡くして
あの曲を書いたエディット・ピアフしかり。湧き出る創作力の源はなんだろう。








オランダとフランス滞在中、パン食が多かったので、パスタたべたい、パスタ。と
プラプラしていたら、ちょうどよく発見。いそいそと入店。そういえば、ひとりで
レストランに入ったのは滞在中このときが初めてかもしれない。美術館の近くだし
英語メニューもあったので、選んで本を手にして、待つ。美味しそう♡ちょっと 
量は多かったけれど、ハフハフいただく。満足、満足。            







その後は、少し住宅街を歩いてみたり(タイルが素敵だった)、お土産やさんを
のぞいてみたり。帰るときはこっちにあるけば大丈夫、と目星をつけつつ、  
特に行き先を決めずに、ずんずん歩く。VONDEL PARK(フォンデル公園)では
黒い犬を連れた人と遭遇。小さいのが大きいのを「遊ぼ!遊ぼ!」と追いかけ 
まわして、大きな犬が逃げるのが可愛らしかった。             









公園を出ると、目の前を馬車がパカパカと横切る。馬は自転車レーンなのね…。
へーー。後ろの人は「おっせぇなあ」とでもいうような顔で、追い越すわけにも
いかず、のろのろ運転をしていました。                  




自転車に乗る人達もかっこいいのです。女優帽みたいなのをかぶった人だとか。
(普通にスーパーマーケットの前で停車しています、洋服店とかじゃなくって)




そして、違法駐車のラベル?までグッド・デザインでクラクラ。笑。
すごいなあ…。









オランダ在住のユイさんを紹介してくださった方に、ずっと前にお土産でものすごく
美味しいチョコレートを頂いたことを思い出して、チョコレート専門店に入る。  
あれこれ手にとって製造地を見るとフランス、とかベルギー、とか、これは無理だ。
探せないわ。「オランダでつくったの、ありますか?」と尋ねたら、「これですね。
これは、アムステルダムでつくってます」ですって。これはいい。自分用にも一枚。
さあ、お家(滞在先のマールチェさん宅)に帰ろう。   旅日記、つづきます)







この展覧会のための欧州への旅でした:            


PAPIER - 紙」                             
作家: Maartje JaquetJudith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)        
会場: Le Poulailler                       
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France    








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