(「PAPIER - 紙」展・欧州旅日記:つづき)初めて訪れた欧州でお世話になる人、
やっと会える人、久しぶりに会えた人、初めましての人に少し日本土産を選んで
行きました。写真は、フランスの展覧会の会場・Le Poulaillerにて。いい場所に
座らせてもらってよかったね。新しいお家だよ。
招き猫は、ゲイシャの紙で包みました。
*
持っていったのは、東京の世田谷にある豪徳寺の招き猫です。フランスで画廊主に
この話をするとは思わなかったけれど、じつは私がこの招き猫のことを知ったのは
フランス人映画監督・クリス・マイケル(Chris Marker)の「サン・ソレイユ」と
いう映画がきっかけだったのです。彼は日本で招き猫がいたく気に入り、豪徳寺の
映像も作品の中に収められていたり、バーでのインタビューのときに女主人に、
招き猫の説明をさせていたりします。日本にきたフランス人がその魅力を日本人の
私(映画を見た人)に伝え→フランスの画廊主に持っていく、ぐるりと一周。
フランス人の画廊主のパトリックさんにも、クリス・マイケルの
サン・ソレイユみてみて!と教えたりして。
*
それから、招き猫をあげた人たちにセットで持っていったのは、東京・谷中の
「いせ辰」(いせたつ)の千代紙でした。仙台の駄菓子が描かれた図柄のもの。
パターンというよりは、一枚絵のようになっています。招き猫もいるし!
左下は、仙台で買った「ご本人(うさぎ)さま」と並べてみました。
かわいがってもらってね。達者で福を招けよ。
そういえば、欧州旅から帰ったときも、成田空港で彼らは招いてくれてました。
(旅日記、つづきます)
*
この展覧会のための欧州への旅でした:
「PAPIER - 紙」
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
作家: Maartje Jaquet, Judith Koning, Charlotte Moufti, 辻恵子
会期: 2014年10月11日(土)〜 11月9日(日)
会場: Le Poulailler
住所: 11 Rue du Saint-Get, 59830 Wannehain, France
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